- 太古のキオクが生きる島 -

2021年10月10日に見た夢『鳥居と辨天社と海の見える景色』
その夢を頼りに辿り着いたのは、生まれた土地の目の前に浮かぶ“島”だった。

四億年前の地層(太古のキオク)を持ち、日本の国土ができる前から生きる島。
国と市と個人が所有し、かつては人々が暮らし島と人の絆が確かにそこには在った。

あれからどれくらいの月日が経ったのだろう。倒壊した家屋、放置された辨天社。
いつしか島と人の絆は失われ、どこか懐かしく少し寂しい空気が今も流れ続けている。

- コンタクト -

2022年3月 島を“元の状態にお返しする”「無人島再生プロジェクト」を立ち上げる。
島の対岸にある祖父母の実家の再生も始まり、いよいよ本格的に動き出そうとしていた時

2022年6月 家・お金・仕事の全てを手放し「愛に生きる」一人の青年が流れ着く。
彼の映し出す世界に“温度”を感じ、ドキュメンタリー映画の撮影も突如として始まる。

島を通して映し出される、それぞれの生き方と在り方。人と人、人と自然、人と地球。
“真実と矛盾”その相反する二つが混ざり合い、ひとつに重なることで物語は動き出す。

- これは、再生の物語 -

2022年8月8日「島奏-SIMASOU-」“島に音を奏でたい” 初めて上陸した時の感覚。
久しぶりに島と人との営みが始まる。もう一度、声を届けたかっただけかもしれない。

2022年10月「島祭-SIMASAI-」“トツキトオカ” 私たちに宿る生まれた時の純粋さ。
大切な想いを世代を超えて繋いでいく。もう一度、共に歩んでいけるように。

あらゆる角度からこの島に触れ続けることで、互いの”いのちの音”を重ね合わせる。
互いの意志を感じながら、互いの領域を意識しながら、ひとつひとつ確かめていく。

2025.0725
- 新月の夜に映画を上映 -

1000年先に残す
たったひとつの約束

三年という刻の中で見えてきた”その先” 真実と矛盾の果てに在る世界がそこに映し出されている。
「人と地球は共に生きている」島に触れ続ける中で、私たちが辿り着いた“全てに通ずる美しさ”。

その先で生まれる「たったひとつの約束」は映像と音を重ね合わせ、一つの映画が新月の夜に現れる。
これまでの生き方と在り方に別れを告げ、新たな時代を共に生きる仲間たちと迎える「TUKIMI」を、あなたと一緒に。

上映は津久見島と
オンラインでも予定しております

上部へスクロール